ラバーハンドイリュージョン
Rubber Hand Illusion
No.y 1
ラバーハンドイリュージョンとは、ゴム製の手の模型を自分の手のように感じる錯覚のことです。
1998年にBotvinickとCohenがnature誌に発表しました。
私たちはこのラバーハンドイリュージョンについて検証しました。
被験者、実験者ともに体温を伝わらせないように、両手にゴム手袋をはめ、被験者に両手を机の上に自然においてもらった。実験者はラバーハンドを被験者の両手の間の右手寄りに置き、被験者に目を閉じてもらった。そして実験者は被験者の左手の人差指をラバーハンドの親指を触らせ、それと同期するように、被験者の右手の親指を刺激し、それを何回か繰り返した。
その後、ラバーハンドを自分の手と感じたか、実際の右手を触っている位置にズレを感じたか質問すると、そう感じた人は少ない結果となった。